西南北の国道自動車道各所で数珠つなぎ発生
4月2日、イースターのゴールデン・ウィークと学校休みでシドニー都市圏から各地の観光地や家族の許に移動する人の車で幹線国道自動車道はどの方向もバンパーとバンパーを接する大渋滞が発生した
ABC放送(電子版)が伝えた。
西はブルーマウンテン、北の中部海岸地域、南の南部海岸地域などでは休みでもないのにこの渋滞に巻き込まれて身動きできないという通勤者の苦痛も報道されている。
交通管理センター(TMC)のブロンウィン・マーティン氏は、「中部海岸やブルーマウンテンなど、人出の多い観光地を抱えている地域の住民は出かける際には何時間も余裕を見て出かけなければならない。パシフィック・ハイウェイはピンブルからワルーンガにかけて北行き車線が大渋滞しており、M1パシフィック自動車道に入り、さらに北行き車線は中部海岸地域まで混雑している。また、M1のブッシェルズ・リッジで複数の車を巻き込む衝突事故が起きたため、さらに渋滞に輪をかけている。事故現場は片付けられたが渋滞は長く続く見こみ」と発表している。
ブルーマウンテンを越える副幹線道路、ベルズ・ライン・オブ・ロードは、先日の大雨で一部が閉鎖されているため、主幹線のグレート・ウェスタン・ハイウェイが超渋滞になっており、マーティン氏は、「グレンブルックからブラックヒースまでのろのろ運転が続いている。キャンベラ方面に行くヒューム・ハイウェイと並行するヒューム自動車道が双方ともかなりの混雑ぶりになっている」と発表している。
また、シドニーから海岸沿いに南下するプリンセス・ハイウェイも南行き車線がウロンゴンとマンジェトン、ベリーとナウラ、ミルトンとベイトマンズ・ベイの間でかなりの渋滞になった。
また、ヒューム・ハイウェイは、北行き車線がヤス・バレーにさしかかる区間で渋滞していた。
今後、4月3日朝も渋滞が予想される他、4月5日にも午前中に渋滞が起きる見こみになっている。
■ソース
Easter traffic snarls around Sydney see drivers warned to add an hour to commute time