VIC州中部での1件で起訴、余罪も追及
オーストラリアのネオナチ・グループのリーダーが持凶器強盗容疑で起訴された。現在、1件の容疑で起訴だが、今後さらに増えるものと見られている。
5月14日付ABC放送(電子版)が伝えた。
トーマス・ソーウェル容疑者(28)は、National Socialist Network(国家社会主義ネットワーク)と名乗るネオナチ団体のリーダーを務めており、5月15日には、VIC州中部で起きた持凶器強盗事件の容疑者としてメルボルンの裁判所に出廷、起訴手続きを受ける。
ソーウェル容疑者は、5月14日朝、メルボルン市東部のロウビルの自宅で、テロ活動捜査班の警察官に逮捕されている。
5月8日にタガーティの町で持凶器強盗事件が起きており、VIC州警察が捜査を進めていた。その結果、警察は、「ソーウェル容疑者は、持凶器強盗の他、強盗、窃盗、器物損壊、覆面で乱闘、乱闘、持凶器暴行、暴力騒擾、コモン・ロー暴力行為などの他、保釈中の犯罪行為などの容疑が挙がっている」と発表している。
メルボルン簡裁では、ソーウェル容疑者が逮捕時に手にケガをしたと陳述があった。また、ソーウェル容疑者は保釈申請をしておらず、8月2日に次の公判が開かれる。
この事件に関連してローウェルの22歳の男も逮捕されたが釈放され、在宅のままで捜査を受けることになる。
■ソース
Australian neo-Nazi leader Thomas Sewell charged over alleged armed robbery