灰色のリネン・ブレーザーと緑のショーツ
5月18日、オーストラリア選手団が東京オリンピック開会式で着るユニフォームが発表された。
デザインはSportscraftと発表されている。
同日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。
4年に1回、オリンピック・ユニフォームが発表される度にユニフォーム・デザインの批判をするのがオーストラリアの国民的な楽しみのようになっている。
今年の豪選手団ユニフォームの国民的評価はまだ定まっていないが、上着は灰色のリネンのジャケットで、最近まれに見るミニマリストのブレーザー・デザインと評されている。デザインのSportscraftはオリンピック・ユニフォームを手がける老舗で評判の悪いユニフォームもそれほど悪くないユニフォームもデザインしてきた。
ただし、表はミニマリストでも裏地に秘密があるとされている。過去の320人にのぼる金メダル獲得者の名前が記されていると伝えている。
下は過去2回のような白のショーツではなく、今年は緑のショーツになる。また、丈も短めになる。
記事は、東京の7月は平均最高気温が30度にもなり、ショーツの丈が短いのも選手にはありがたいことだろうとしている。
記事筆者、HMS紙とエージ紙のメリッサ・シンガー全国ファッション編集者は、「今年の豪選手団ユニフォームは、「いい意味で銀行出納係を思わせる」と結んでいる。
■ソース
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