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QLD、16歳以上の1回の接種率80%を超える

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マスク着用義務などの規制緩和に向けて始動

 11月10日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府の発表として、16歳以上の同州住民の最低1回の接種率が80%を超えたと伝えている。これにより、マスク着用規則が緩和されることになる。

 11月9日、アナスタシア・パラシェイQLD州首相は、「16歳以上の住民の80%が最低1回の接種を受けた時点で、学校、職場、喫茶店、パブ、クラブ、理美容などの屋内でのマスク着用義務が解除される」と発表していた。また、QLD州の16歳以上の完全接種率は68.3%となっている。

 この規則緩和の発表にあたって、パラシェイ州首相は、「州民が一致して偉業を達成することができた。マスク着用義務解除はその努力に対する報奨になるものだ」と語っていた。

 ただし、イベット・ダース州保健相は、「まだマスクを捨てないで。マスクはコロナウイルスの広がりを防ぐ上で優れた効果があり、今後ともマスク着用が必要になることは必ず起きる」と語っており、さらに、空港、航空機内については連邦規則が適用されるため、引き続きマスク着用が義務づけられている。また、QLD州内の公共交通機関内や1.5mの社会的距離が保てないような場所ではできるだけマスクを着用するよう勧告されている。

 11月9日、接種計画統括責任者のシェーン・シェレピーQLD州警察副長官は、「QLD州は、最低1回の接種率が80%に到達した後、1か月後に完全接種率が目標に達すると予想している。現在、モデルナ・ワクチンがかなり出回っており、1回目と2回目の間隔が4週間と定められている。また、アストラゼネカ・ワクチンもあり、これも12週間の間隔を4週間でもよいとされている。従って、ほぼ2回の接種の間隔を4週間と考えて、その頃になると予想される」と語っている。

 市中感染患者の出現が続いたため、大ブリスベン地域、ゴールド・コースト及びその周辺の地域ではマスク着用義務が課せられていた。
■ソース
Queensland passes 80 per cent of over 16s COVID-19 vaccination threshold for easing of mask rules

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