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VIC州、11月18日深夜より規制を大幅緩和

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ロックダウンと接種率上昇で陽性者重症者減少

 11月18日付ABC放送(電子版)は、同日午後11時59分から発効する規制緩和措置の内容を解説している。

 11月17日午後8時までの24時間に新たに1,007人が陽性と判定され、12人が死亡している。VIC州ではこの週末に12歳以上の人口の完全接種率が90%を超えると予想されており、新陽性者は一時期2,000人を越えていたが、1,000人を前後する程度になり、ただし以前の高レベルの感染者数や未接種感染者が重症化する傾向もあってコロナウイルス感染症の死亡者はまだ10人を超えている。

 この日真夜中から主に完全接種済みに限り大幅な規制変更があり、ホスピタリティ部門、公共の場での集会、マスク着用、大規模イベント、自己隔離条件などが大きく緩和される。

 しかし、未接種者に対してはかなりの規制が継続され、場合によっては規制がさらに厳しくなる場合もある。

 まず、ダンスフロア、ナイトクラブなどが大幅に解禁され、完全接種者に限り、喫茶店やレストランは客数の制限や1人あたりの面積確保義務が解除される。

 また、映画館、動物園、カジノなども完全接種者に限り、コロナウイルス制限はすべて解除される。しかし、テイカウェイ専門店では未接種者も従来通り利用できる。

 MCGでは、コロナウイルス・セーフ計画の承認を受けるという条件で夏の間のスポーツ・イベントに客席定員満員まで収容することができるようになる。また、観客数3万人未満のイベントの場合には完全接種者のみ入場可として、コロナウイルス・セーフ計画書提出が免除される。

 一方、未接種者は、衣料、、玩具、書籍、理美容、不動産インスペクションと競売など、生活に必須でない業種には入ることができない。

 民家、公共空間などに集まる人数は制限が解除され、接種条件も解除されるが、接種済みであることが望ましい。

 感染のリスクのある施設にいたことがある場合には陰性結果が出るまで検査を受け続けなければならない。

 結婚式、葬儀、宗教行事でも参加者全員が接種済みである限り人数制限はない。もし、イベント会場の入り口で接種状況が明らかにされない場合には1人あたりの面積を4平米として、最高入場者数50人までの規制が適用される。
■ソース
How Victoria’s COVID restrictions on masks, quarantine and density limits are changing

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