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QLD州、新たに86人がコロナウイルス陽性判定

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12月22日より濃厚接触者に対して新規則発効

 12月21日付ABC放送(電子版)は、QLD州政府の発表として、12月20日午後8時までの24時間に新たに86人がコロナウイルス陽性と判定されたことを伝えた。

 また、感染者との濃厚接触があった者に対する新しい規則が同月22日より発効する。

 ジョン・ジェラード主席医務官は、「感染者のほとんどは軽い症状を見せているだけだが女性患者1人はいくつか基礎疾患を抱えており、そのため、万一を考えてICUに収容されている。現在、新陽性者の増加率は2日ごとに2倍になっている。世界の他の国でも同様の傾向が見られている。新型のオミクロン株はそれほど感染力が強いことが分かる」と語っている。

 さらに、「86人の新陽性者のうち、67人については感染源を調査中だ。1人だけは海外で感染したことが判明しており、6人は州間移動で感染したと見られている。また、12人については既知の感染者との接触者だ」と発表している。

 また、新陽性者の3人に1人がデルタ株感染者、3人に2人がオミクロン株感染者の比率になっており、すでにオミクロン株が主流になっており、ジェラード主席医務官は、「現在、編纂中の報告書がある。48時間ごとに感染者が2倍になると、1月には何千人もの陽性者が出るようになる」と語っている。

 また、スティーブン・マイルズ州副首相は、「完全接種者に陽性者との濃厚接触があった場合、従来の14日間の隔離を7日間に短縮する。この規則は12月22日午前1時より発効する。また、未接種者の場合には従来通り14日間の自己隔離が義務づけられる」と語っている。

 マイルズ州副首相は、「隔離期間短縮には、警察官の配備など行政的な問題なども考慮した。病院や救急隊にも大きく影響してくるはずだ」と語っている。

 QLD州では、12月20日午後8時までの24時間に34,000人以上が検査を受け、また各地の接種場で13,000人のワクチン接種が行われた。

 「QLD州内の16歳以上の完全接種は84.7%、1回だけ接種を受けた者も加えると90%に達している。
■ソース
Queensland records 86 new cases of COVID-19 as new requirements for close contacts begin tomorrow

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