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シドニー花火大会で、「新年おめでとう2018年」投影

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土砂降り、鉄道大遅延に加え、わずかなタイプミス

 2019年1月1日未明、シドニーの花火大会では、午前零時にシドニー・ハーバー・ブリッジのパイロンに「Happy New Year 2019!」と投影されるはずだったが、ちょっとした手違いで「Happy New Year 2018!」になってしまった。

 大晦日のシドニーは突然の土砂降りで早くから花火見物の一等地に陣取っていた人達も傘や雨着でしのいだ。しかも、打ち上げ前も終了後の帰宅もシドニー鉄道は列車運行が大幅に乱れた。

 同夜午後9時には予定通り家族向けの花火が打ち上げられ、1月1日午前零時零分から盛大な花火の饗宴が繰り広げられた。

 シドニー湾一帯の人出は100万人と推定されており、また、オーストラリア東部海岸は先進国ではニュージーランドに次いで日が早くに代わる土地だけに世界的にテレビで中継放送され、10億人を超える人口がシドニーの花火を鑑賞したと推定されている。

 それだけに、このわずかなタイプミスを大勢の人が目撃、その場でスマートフォンに収め、ソーシャル・メディアで世界中に送った。

 ツイッターで、「こんないやな年をまた繰り返すのか?」とか、映画のタイトルの「Groundhog Day」で昨年1年を繰り返すおぞましさを訴えるツイートなどがあった。

 シドニー市内の降水量は8mm、都市圏南西部のカンタベリーで16mm、市南部マリックビルで10mmなどを記録しており、ニューカッスル市では雷を伴う嵐の予報で、打ち上げ花火にとって大敵の雨、雷、強風のために花火大会は中止された。

 市カウンシルは打ち上げ花火は後日に順延すると発表している。
The display is expected to be rescheduled.
■ソース
New Year’s Eve 2018 typo projected onto Sydney Harbour Bridge

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