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シドニー東郊で45,000戸が停電、90分後に回復

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ダブル・ベイ地区変電所地下ケーブルの故障

 1月31日昼前にシドニー地域東郊の45,000戸が停電した。90分後に送電が回復したが、電力会社はダブル・ベイ地区にある変電所の地下ケーブルが故障したことから停電になったと発表している。

 この日はシドニー地域に再び熱波が訪れ、摂氏38度にのぼっている時に起きた停電で病院や信号灯などに被害が出た。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 午前11時30分頃、ランドウィック、ボンダイ・ジャンクション、ボンダイ、ケンジントン、ウェバリー、ダブル・ベイ、ウラーラ、ブロンテ、ベルビュー・ヒル、クロベリー、クージー、ローズ・ベイなどの地区で停電した。

 電力会社のAusgridは、「停電の原因は、ダブル・ベイ変電所の地下ケーブルが故障したため」と発表している。

 この停電で、住民が人口稠密地区のエレベータに閉じ込められる事故が起きており、NSW州消防救助局員が出動している。

 プリンス・オブ・ウェールズ病院ではエレベータが停止したため、業務が停止し、医師、看護師、麻酔科医らが患者の食事を階段を使って10階まで運び上げた。

 また、停電した地区の23箇所の信号灯が停止したため、警察はドライバーに運転注意を呼びかけた。

 この日はシドニー地域が熱波に包まれており、昼前からシドニー空港では摂氏35.2度を記録していた。

 皮肉なことに、同日朝、グラディス・ベレジクリアンNSW州首相が、「NSW州の電力網は強靱。SA、VIC両州では電力供給にも苦労している。当州では常に電力網を監視している」と語っていた。(Ratei)
■ソース
Mass power outages across Sydney restored after affecting 45,000 customers
Updated about 4 hours ago

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