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ジュリー・ビショップ前外相、今期限りで政界引退

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2018年8月のタンブル首相更迭でバックベンチに

 2月21日付ABC放送(電子版)は、ジュリー・ビショップ前外相が今期限りで政界を引退すると発表したことを伝えている。

 ビショップ氏は1998年以来WA州パース市のカーティン連邦選挙区選出自由党議員として務めてきており、オーストラリア初の女性外相にもなっている。

 同氏は、2018年8月のマルコム・タンブル連邦首相更迭の政変でタンブル氏を支持した。また、自由党のタンブル氏の後継者選びではスコット・モリソン財相、ピーター・ダットン内務相と首相の座を競ったが、3人の中ではもっとも人気と評価が高いにもかかわらず自由党議員団からはわずかな支持票しか受けられず、モリソン氏が新首相に決まると、バックベンチに移った。

 先週には、「我が国は安定した政治が必要。もう一期務める」として、5月の連邦総選挙に出馬する意向を明らかにしたばかり。

 ビショップ氏は高齢者問題担当、女性問題担当、教育科学、外務といくつかの大臣職を歴任し、さらに11年間自由党副党首を務めてきた。

 2013年に保守連合が連邦政権に就くとトニー・アボット首相の下で外務大臣に就任、その後、マルコム・タンブル首相の下でも外相を留任した。

 2018年の政変では、3人の立候補で第一回の党議員選挙で脱落し、第二回の選挙で二番人気のモリソン氏が自由党党首に選ばれることで連邦首相に決まった。
■ソース
Former foreign minister Julie Bishop announces resignation from Parliament

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