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NSW州イギリスのバックパッカー2人行方不明

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波の荒い日のビーチに持ち物残したまま

 2月18日、イギリス出身の青年、ヒューゴ・パーマーさんと友人のアーワン・フェリューさん(いずれも20)の2人はNSW州中部海岸のタゲラ・レークの外洋に面したシェリー・ビーチに持ち物を残したまま行方不明になっている。

 当時から21日に至るまで同海域は波も荒く、2人の安否が気遣われるまま空海陸の捜索が続けられてきたが、21日には、「専門家の意見を受け、捜索隊を縮小することが決まった」と発表されている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 2人は過去3か月の間、グレート・オーシャン・ロード、メルボルンを訪れ、シドニーの有名なビーチを訪れ、各地で写真を撮っている。しかし、2月19日には中部海岸で行方不明になったことが家族や友人に伝えられている。

 20日には、「2人がまだどこかで生きているのではないか」との希望的観測もあったが、21日午後3時50分には「専門家の意見を受け、これまでの捜索隊を縮小することが決まった」と発表されている。

 2人は17日にポート・マコーリーに到着しており、18日朝にはシェリー・ビーチの海岸を散歩していた2人連れが2人のイギリス青年のタオルや衣類などの持ち物を発見、警察に通報している。さらに、シェリー・ビーチの駐車場でQLD州のプレートをつけた銀のコモドア・ステーション・ワゴンが発見され、車内から旅行書類など2人の持ち物が見つかっている。

 中北部海岸警察のピーター・ネビル警部補は、「20日には海洋救助船3隻や警察のダイバーなども加わって捜索が続けられた。また、2人の友人の女性2人も警察に通報し、捜索に協力している。女性2人は、行方不明のイギリス青年2人とポート・マコーリーで落ち合うことになっていた。また、2人の青年の家族にも捜索の進行状況を知らせている」と発表している。

 縮小されたが2人の捜索は今後も続けられ、また2人のイギリス青年や2人の車を目撃した人はどんなことでもいいから警察に通報してほしいと呼びかけが出ている。
■ソース
Search for missing backpackers scaled back ‘based on expert advice’

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