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アラン・ジョーンズ、マーク・レーサムに1万ドル献金

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長年の自由党党友からワン・ネーション党に転換

 3月11日付ABC放送(電子版)は、保守派ラジオ・パーソナリティのアラン・ジョーンズ氏がマーク・レーサム・ワン・ネーション党NSW州党首を通して同党に1万ドルの政治献金をしたことを伝えている。

 ジョーンズ氏は自分のAM放送番組を通して保守派高齢者に影響力があり、これまで労働・保守どちらの政治家もジョーンズ氏の放送番組に呼ばれると応じてきた。

 しかし、先日にはマイケル・デーリーNSW州労働党党首がジョーンズ氏の番組で、「労働党が勝利すれば(ジョーンズ氏が30年間在籍してきた)SCGトラスト・メンバーを解任する」と真っ向から挑戦する発言をしている。

 一方のレーサム氏はかつて労働党党首を務めたが、政界引退後、超保守の自由民主党に接近したがすぐに離れており、労働党からは永久復党禁止処分を受け、現在はポーリン・ハンソン・ワン・ネーション党に所属、同党のNSW州党首を務めており、今月の州議会選挙に上院議員に立候補している。

 ジョーンズ氏は個人名で$5,000、自分の会社名で$5,000を政治献金しており、ABC放送のインタビューにも「メートを支援しているだけ」と、レーサム氏を指して答えている。

 また、レーサム氏は、「オーストラリア社会でジョーンズ氏ほど名声があり、公共政策に経験豊かな人物が我々を支持してくれているというのはワン・ネーション党政策を強力に裏書きするものだ。ジョーンズ氏は特に移民削減とシドニー地域の過剰開発停止に賛成してくれている」と語っている。

 ジョーンズ氏は長年自由党のために政治資金を募る役回りをしてきたが、レーサム氏とは話が合うことを公表している。

 ただし、レーサム氏もグラディス・ベレジクリアン保守連合州政府のスタジアム解体再建計画には反対しており、計画の渦中にあるジョーンズ氏からの献金を受けても意見は変わらない。ジョーンズ氏もそのことは承知している」と語っている。
■ソース
Alan Jones donates $10,000 to Mark Latham for One Nation’s NSW election campaign

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