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VIC州北東部で行方不明のハイカー2人無事発見

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 VIC州北東部マウント・バッファロー国立公園の山岳地帯でハイキングに出たまま行方不明になっていたカップルが4日ぶりにカヤッカーに無事発見された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 行方不明になっていたのはメルボルン市エッセンドン在住のトレバー・サルバドさん(60)とジャシンタ・ボーアンさん(58)で、13日午前11時10分頃、バッファロー川岸で通りがかったカヤッカーが発見したもの。

 2人は3月8日にブッシュウォークに出たまま戻ってこなかったため、捜索願が出され、地元警察、郡部消防局員、州緊急救援局員、ボランティア250人ほどが捜索を続けていた。

 2人の無事が確認されると、国立公園地域に設けられていた捜索本部では歓声が上がった。また、ボーアンさんの姉妹のマリア・ボーアンさんは、「家族が両親に会うために急いでいる。警察は2人をマートルフォード警察署に移して健康診断を受けさせ、その後マートルフォード病院で精密検査をすることになると思うが、2人は至って元気だ。家族はまず警察とボランティア、地元ブッシュウォーカーに感謝の言葉を伝えるためにマウント・バッファローに向かっている。

 マウント・バッファロー国立公園地域は峡谷、クレバス、巨石などの多い峻険な地形で捜査は困難をきわめていた。そのため、馬、トレール・バイク、ヘリコプターなども動員されていた。

 11日には警察が、「このところ気象条件が良好で2人を無事に発見できると期待している。2人は経験豊かなハイカーだし、このあたりの地形も慣れている」と発表していた。

 姉妹のボーアンさんは、「2人がなぜ道に迷ったのか分からないし、出発点の駐車場からそんなに離れたところで見つかったのもよく分からない。2人は救難ビーコンを使わなかったことで子供たちからたっぷり叱られることと思う」と語っている。

 息子のネーサン・サルバドさんは、「両親は友人とマウント・バッファローに行くと言って、2,3日中に戻る予定だと言っていた。ところが友人の1人からテキスト・メッセージを受け取って、週末にブライトのキャンプグラウンドで落ち合う予定になっていたが、2人が現れなかったと知らせてきていた」と語っている。
■ソース
Melbourne hikers Trevor Salvado and Jacinta Bohan found safe and well at Buffalo River

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