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SA州アデレードで電動スクーター・ライダーに違反通告

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ライム試験実施期間中に260人に警察の警告

 SA州アデレード市で2月から始まったライム色貸し電動スクーター試験実施期間中にメタンフェタミンが検出された1人を含め3人がライセンスを取り消され、260人ほどが警察の警告を受けている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 電動スクーターは2月15日に始まったアデレード・フリンジ・フェスティバルと同時に発足しており、アデレードの市街地を走ることができるようになった。それがこの週末には同市内だけで10万台を数えるようになると予想されている。

 しかし、警察の記録によると電動スクーター合法化以前と同じように法律を守らないライダーが多く、警察の警告を受けた者は264人にのぼり、20人が違反通告を受けている。そのほとんどがヘルメット非着用だった。

 ヘルメットはスクーターに備え付けになっているはずなのだが1か月で既に100人以上がなくしたり盗まれたりしている。

 また、血中アルコールの読みが0.143あった違反者を最高に5人が飲酒運転で検挙されるなどしており、3人はその場でライセンスを取り上げられている。

 またランドル・モールで器物損壊が1人、また身許情報でウソをついた者が1人逮捕されている。

 取り締まりに当たっている警察のボブ・グレイ警視は、「私達の目的は安全な交通であり、そのために全力を尽くしている」と語っている。

 電子スクーターは世界の100を超える市町で事業を行っており、現在アデレードでは500台が走り回っている。ライム社では、「スクーターの台数の倍のヘルメットを用意しており、500個のヘルメットがどこかにあるはずなのだが、スクーターから持ち去られているようだ」と語っている。
■ソース
E-scooter riders issued with hundreds of cautions by police during Lime trial in Adelaide’s streets

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