「家族に配慮」し、寄せ書きと折り鶴を日本に
フレーザー島の湖で水死した神奈川大学附属高校の男子生徒2人の家族はオーストラリアに到着し、「悲しみと衝撃にもかかわらず威厳を保っている」と伝えられている。
また、オーストラリアのホスト高校の校長が、家族の気持ちに配慮し、当面フェースブックから亡くなった2人の写真を削除するよう指示した。
シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。
3月31日朝、サンシャイン・コーストにあるホスト高校のカルーンドラ・シティ・プライベート・スクール(CCPS)のダーク・ウェラム校長は、2生徒の親と面会し、ブリスベン・タイムズのインタビューに答えて、「親御さん方は衝撃を受けていた。悲しみにいたたまれないようだったがそれでも威厳を失っていなかった。親御さん方の気持ちを思うと私も悲痛な気持ちだ。生徒達が2人との思い出を本にしており、横浜の学校に送ることになっている」と語った。
本は2人の魂が故郷に帰ることができるように祈る折り鶴などを納めている。
また、「親御さん方と会った後、家族や高校の生徒、職員への敬意のしるしとしてフェースブックから写真とビデオを取り除くよう指示した。2人の少年がこの土地で命を失ったことは私達にとっても大きな悲しみだ」と語っている。
また、PPCSの生徒、職員が2人のために追悼式を計画している。
■ソース
Principal orders photos of drowned boys to be taken off Facebook