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TAS大学、ホバート都心部にキャンパス開発発表

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「都市中心キャンパス」構想打ち上げ

 TAS大学(UTAS)は長年の風聞と何か月かの協議期間を経て、ホバート都心部に「都市中心キャンパス」を開発する計画を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この開発計画により、現在市南郊サンディ・ベイにある南部キャンパスは市内に移されるが、キャンパスの敷地はUTASが所有を続ける。

 長年待たれていたこの決定は4月5日午後、州北西部バーニーで開かれたTAS大学協議会会合の後で発表されたが、この発表に対してSmall Business Councilはキャンパス周辺ビジネスに悪影響があるのではないかと懸念を明らかにしている。

 計画初期にはこの開発経費は4億4,500万ドルと見積もられていたが5日の発表では6億ドルと跳ね上がっている。

 対案として大学が検討した既存のサンディ・ベイ・キャンパス近代化の場合でも5億7,000万ドルかかると見積もられた。

 UTASは、Menzies Institute for Medical Research、Midcity、Fountainside両ホテル跡、Institute for Marine and Antarctic Studiesなどかなりの不動産を握っているが、マイケル・フィールド学長は、「大学は職員と21世紀の学生のニーズ」を満たすキャンパス造りに専念し、教育を受けやすくする他、州の文化・経済的な開発を支援するとして、これは時間をかけて徹底的に協議した結果の計画だ。キャンパスは大学だけでなくホバート市民にとっても誇れるものにする」と述べている。

 ホバートのアンナ・レイノルズ市長は大学の決定を歓迎している。
■ソース
University of Tasmania set to ‘develop a city-centric campus’ in Hobart’s CBD

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