金曜日昼過ぎ、情報収集活動の一環と発表
4月26日(金曜日)午後1時30分頃、メルボルン市内北部セント・メアリーズ英国教会の外でVIC州警察の機関銃などで武装した対テロ班が男女を逮捕した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
警察では、「行動が遂行された」と発表しているが、その詳細については明らかにしていない。
男女は白のプラスチックの衣料を着せられ、連行された。また、警察では、「一般公共には危険はない」と発表、「2人は事情聴取に応じている」と発表している。
たまたま現場を通りがかったABC放送ニューズ・ブレックファーストのプレゼンター、バージニア・トリオリ氏は、「映画のアベンジャーから抜け出してきたような警察官が武器を構え、地面に伏している男性に突きつけていた。また、反対側では女性が銃を突きつけられていた」と証言している。
警察は、ハワード・ストリートのクィーンズベリー・ストリートとコートニー・ストリートの間の区間を封鎖している。
他の目撃者がトリオリ氏に語ったところによると、男性は手を伸ばしてバックパックを握っており、警察官がそのバックパックを地面に落とすように叫んでいた。
事件は1時間ほどで、男女2人は手錠をかけられ、別々に連行された。
VIC州警察と連邦警察(AFP)が合同声明を発表し、「この作業は特定の事件に関連したものではなく、メルボルン合同対テロ班(JCTT)の継続的な情報収集の一環として行われた。ベドフォード・ストリートの住宅で家宅捜索を行った。今回の行動は現実のテロの脅威に関するものではなく、またテロのリスクに関わらない。まだ起訴は行われていない」と述べている。
■ソース
Counter-terrorism officers arrest man, woman outside North Melbourne Anglican church