本田1アシストで初戦突破に貢献
サッカー・Aリーグ王者を決めるプレー・オフ「ファイナル・シリーズ」(以下、FS)の準々決勝第1戦、メルボルン・ビクトリー(以下、メルボルンV)対ウェリントン・フェニックス(以下、ウェリントン)が5月3日、メルボルン市内AAMIパークで行われ、元日本代表・本田圭佑を擁するメルボルンVが3-1で勝利、同月12日にシドニーで行われる準決勝シドニーFC戦に駒を進めた。
負ければシーズン終了となるこの試合、前半は両軍とも何度か決定機を作るも、高い集中力でで互いにゴールを許さず白熱した展開に。しかし、スコアレスで後半へ折り返すかと思われた前半42分、敵陣左サイドでの本田からのフリー・キックにDFゲオルグ・ニーデマイヤーがヘッドで合わせ、メルボルンVが先制する。後半に入ると、立ち上がりの8分にFWコスタ・バルバローシスのゴールでメルボルンVが2点にリードを広げる。19分にメルボルンVは1点を返されるも、26分のFWオラ・トイボネンのゴールで突き放した。
メルボルンVにとってAリーグ2連覇が懸かったFSの大事な初戦、本田はアシスト以外にも90分を通した精力的なプレーで勝利に貢献した。
(取材・文=山内亮治)