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ベーカリー・チェーン、ミシェルズ・パティスリーに捜査

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ケーキ類の有効期限を無視して販売の可能性

 全国的なベーカリー・チェーンのミシェルズ・パティスリーが、チョコレート・ケーキ、バースデー・ケーキ、その他、ケーキの可食デコレーションを有効期限を何か月も過ぎていることを承知で販売した疑いが持ち上がっており、食品安全基準局の捜査が入る可能性がある。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 エージ紙とシドニー・モーニング・ヘラルド紙が入手したメモ類によると、チェーン本部のRetail Food Group (RFG)が、フランチャイズ小売店に対してパッケージの有効期限を無視し、有効期限経過後2ヶ月から6ヶ月使い続けるよう通達している。

 RFGは、他の小売りフード・チェーンを買収して次第に成長してきた企業であり、同社のフランチャイズ小売店はフランチャイズ契約により、RFGの商品を購入しなければならないが、商品のほとんどは冷凍で配達され、それを解凍して販売している。

 しかし、フランチャイズ小売店は、RFGがケーキ、ロール、パイなどの商品を作りたてから冷凍に切り替え、品質が下がる一方で価格が上がったため、売り上げが落ちてしまったと訴えている。

 あるフランチャイズ小売店は、2019年1月15日有効期限の着色可食飾り板について有効期限を7月15日まで延長するようRFGから指示を受けたと訴えている。

 また、チョコレート・ケーキのトルテやバースデー・ケーキについても有効期限を3ヶ月延長するよう指示されたとしている。

 このような問題があからさまになったため、NSW州食品管理局が、RFGが本社を持つQLD州の食品管理局にRFGを照会した。

 ANZ食品基準局(FSANZ)では、「有効期限を過ぎた食品は安全衛生の見地から食べてはならない」とエージ紙やシドニー・モーニング・ヘラルド紙に伝えている。
■ソース
‘Really dodgy’: Michel’s Patisserie faces investigation over expiry date outrage

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