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シドニー市内の病院で看護師と患者刺される

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女、はさみをつかみ、看護師3人を襲う

 シドニー市内南部キャンパーダウン地区のロイヤル・プリンス・アルフレッド病院で女がはさみを取って看護師や患者を襲い、4人が刺された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この事件で高齢患者1人が顔を刺され、看護師3人も負傷している。

 5月4日午後8時30分頃、同病院で手当を受けていた女が興奮しはじめ、手当てしていた看護師に向かって暴れる様子を示した。

 女は看護師をつかまえ、看護師が持っていたはさみを取り上げ、さらに異常に気づいて駆けつけた看護師2人に向かってはさみを突き出した。

 看護師の1人は背中を刺され、他の2人も腕に切り傷を負った。女はさらに隣室に行き、病院で治療を受けていた77歳の女性の顔を刺した。駆けつけた病院の警備員、医師、看護師らが女を取り押さえ、警察官が来るまで女を拘束した。

 事件は救急病棟ではなく、一般病棟で起きており、負傷はいずれも生命に別状はないもよ。一方、女は病院で治療を受けており、警察官が病室を警備している。

 シドニー地区保健局の広報担当者は、「病院での暴力行為は一切許せない。病院の職員は肩に刺傷を負っており、救急病棟で手当を受けている。昨夜は念のため病院にいてもらったが今日退院する予定だ。他の2人は軽傷で今日も持ち場に就いている」と発表している。

 また、高齢患者被害者の傷は浅く、すでに手当を受けており、事件を経験した職員にもカウンセリングやその他のサポートが提供されている。
■ソース
Nurses and patient at Sydney’s Royal Prince Alfred Hospital stabbed in face by woman with scissors

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