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オーストラリア5大学が世界トップ50にランク入り

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但し職員対学生の比率では世界の底辺に

 オーストラリアの大学5校が最新の世界の大学ベスト50校にランクされているが、一つ重要な条件で世界に負けている。

 QS World University Rankingsで、オーストラリアの大学は学問的な評価や海外留学生の比率などで健闘している。しかし、職員対学生の比率では世界1000大学の底辺にいる。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(電子版)が伝えた。

 まず、オーストラリア国立大学(ANU)は、昨年の第24位から第29位に下がっている。次いでメルボルン大学が第38位につけている。シドニー大学は第42位、NSW大学が第43位、QLD大学が第47位となっている。またトップ100では、モナッシュ大学が第58位、WA大学が第86位に入っている。

 トップは8年連続でマサチューセッツ工科大学(MIT)、次いでスタンフォード、ハーバード、オクスフォード、カリフォルニア工科大学となっている。

 このランキングは、教育関係企業のQuacquarelli Symonds (QS)が毎年発表しているもので、学問的評価、卒業生の就職状況、職員対学生比率、研究実績、海外留学生比率などの項目で各大学を採点している。

 今年、国内大学の3分の2は全体の点数で向上しているが、35大学中31大学で職員対学生の比率が悪化している。

 また、海外留学生の比率ではアメリカとイギリスの大学が点数を下げているのに対して、国内26大学が海外留学生の比率を上げているが、世界的に留学生の数が減っていることが将来的に影響するのではないかと懸念されている。
■ソース
The Australian universities among the world’s top 50

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