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フォラウ氏の裁判闘争にGoFundMeが口座停止

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「差別助長の運動への募金は使用規定違反」

 GoFundMe管理者が、「イスラエル・フォラウ氏のアカウントは、差別助長の運動への募金であり、当サイト使用規定違反」として、元ラグビー・オーストラリア人気選手のアカウントを閉鎖し、寄付金を全額寄付者に返金することを発表した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 フォラウ氏は、RAでの年報酬400万ドルで知られていたが、キリスト教への信心を強めたとして、同性愛者に対する差別発言を自分のソーシャル・メディアで発表し、RAから「雇用契約違反」として厳重注意を受けていた。しかし、最近になって再び自分のインスタグラムで、同性愛者は飲酒家や無神論者と同じように地獄の業火に焼かれると書き、最終的にRAから契約を破棄された。

 当初、「ラグビーより信仰を選ぶ」と語っていたフォラウ氏だが、日が過ぎてからRAを相手取って損害賠償請求と身分回復を求める訴えを起こし、さらに、裁判費用としてクラウドファンディング・サイトのGoFundMeで、「裁判費用目標300万ドル」として寄金を募っていたが、フォラウ氏の募金に対しては様々な批判が出ており、特に元同僚のワラビーズ・チームメートは、フォラウ氏を「強欲な偽善者」と片付けていた。

 GoFundMeオーストラリアのニコーラ・ブリットン地域部長は、「LGBTIQの人々の側に立ち、一切の差別と排除に反対する」方針を明らかにしている。また、GoFundMeの措置が遅れていたことについても、「時間をかけて審査した結果、フォラウ氏のキャンペーンは利用規定違反と判断した」と発表している。

 フォラウ氏は国内の保守系コメンテータや連邦政治家の支持発言を受けており、6月18日にクラウドファンディングを立ち上げてからアカウントが閉鎖されるまでの間に75万ドルの寄付金が集まっていた。

 しかし、「クラウドファンディングは貧しい子供達の手術費を集めるためなどもっと意義のある寄金のためのもの。年収400万ドルの者に裁判費用を与えるためではない」などの批判が出ており、特にフォラウ氏のサイトの注意書きには、「集まった寄金の使途はフォラウの自由裁量による」旨が明記されており、寄付者の意図通りに用いられる保証がないと指摘されていた。

 GoFundMeの決定に対して、フォラウ氏の広報担当者は、「GoFundMeの決定はフォラウ氏に対する差別行為」と批判しているが、法律専門家は、「RAの措置もGoFundMeの措置も契約上の裁量範囲」としてフォラウ氏側の主張に反論している。

 また、フォラウ氏の妻でネットボール・チーム、アデレード・サンダーバーズ選手のマリア・フォラウ氏が夫の活動を自分のソーシャル・メディアにリポスト投稿したことについて、ネットボール・オーストラリアとネットボールSAは、「マリア・フォラウは団体のソーシャル・メディア規定に違反していないが、そのリポストを支持するものではない」と発表している。
■ソース
Israel Folau’s campaign shut down by GoFundMe, donors to be refunded

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