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ニュージーランド警察、23歳男を逮捕

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豪男性射殺、キャンパーバン強奪事件

 ニュージーランド(NZ)北島のキャンプ場でオーストラリア人男性(33)とカナダ人女性が就寝中のキャンパーバンを襲い、発砲して男性を殺害、キャンパーバンを奪って逃走した男(23)がNZ警察に逮捕された。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 8月16日未明、ラグランのキャンプ場で奪われた車は80kmほど離れた場所に乗り捨てられており、車内からVIC州出身のショーン・マッキノンさんの遺体が発見された。また、マッキノンさんのカナダ人のフィアンセ、ビアンカ・バクリーさんは事件の騒ぎの間に逃走、裸足で2,3キロの砂利道を走って人家にたどり着き、警察に通報した。

 オークランドの南、ワイカトと呼ばれる地域のハミルトン市の西、ラグランはサーファーの集まる町として知られており、男はたまたまキャンプ場のキャンパーバンにめぼしをつけ、マッキノンさんらに車の鍵を渡すよう言った後で数発発砲し、車を盗んで逃げていた。

 NZ警察は同日夜遅く、ハミルトン郊外のタウヘイの民家を急襲し、容疑者を逮捕した。しかし、犯罪に用いた銃はまだ発見されていない。

 容疑者は、17日朝にハミルトン地裁に出廷し、殺人、加重窃盗、殺害脅迫、無免許運転などの容疑で起訴された。

 容疑者は、8月27日に他の事件の審理でNZ高裁に出廷することになっており、その裁判に影響する恐れがあるため、容疑者の氏名などの公表は禁止されている。

 この事件のため、マッキノンさんの家族もニュージーランドに飛んでおり、家族を失ったショックと同時にバクリーさんを支えて慰めている。
■ソース
New Zealand police charge man with murder over fatal shooting of Australian Sean McKinnon

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