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NSW州北部テンターフィールドでブッシュファイア

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鎮火遠く、民家2戸が全焼、消防士やけどを負う

 NSW州は一部の地域で小雨がぱらついたがほとんどの地域が旱魃で乾ききっており、NSW州北部のテンターフィールドの町でブッシュファイアが燃え盛っており、民家2戸が全焼した他、消防士がやけどを負うなどしている。他にも州北部4箇所、シドニーの西、ブルーマウンテン西麓のリスゴーでもブッシュファイアが燃え広がっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 テンターフィールドでは折からの強風に煽られてブッシュファイアが手のつけられない状態になっており、これまでに民家2戸と事業所2箇所が全焼している。

 9月6日には州北部の4箇所のブッシュファイアで緊急警報が発令されており、さらにブルーマウンテン西麓のリスゴーでもブッシュファイア1箇所が燃え続けており、郡部消防局(RFS)が、「ブッシュファイア最悪日の一つだ」と述べている。

 テンターフィールドの火災はマウント・マッケンジー・ロード地区で燃えており、南東に向かって移動している。

 NSWRFSは、テンターフィールドの火災でボランティア消防士1人が顔、手にやけどを負った他、気管も傷めており、治療のため、シドニーの病院に空輸されたと伝えている。また、もう一人の消防士も負傷しているが、詳細は明らかになっていない。

 シェーン・フィツシモンズRFS長官は、「時速70kmから90kmの不安定な強風が吹いており、消火にも危険な状態が続いている。今夜は長い夜になりそうだ」と語っている。

 州内では総数で60箇所のブッシュファイアが燃えており、そのうち50箇所近くが消火もままならない状態になっている。この火事に対して700人近い消防士が消火活動を続けており、夜になっても消火活動が続くことは必至。
■ソース
NSW bushfires burning out of control, two houses lost and firefighter injured in Tenterfield

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