州南部には土曜日も警報継続中
9月6日、シドニー都市圏で強風が荒れ、停電、倒木などの被害をもたらした。翌7日も引き続き州南部には強風警報が継続している。
ABC放送(電子版)が伝えた。
9月6日夜、シドニー都市圏で吹き荒れた強風のため、各所で屋根がはがれる事故が起き、ヒューム・ハイウェイでは倒木が道をふさいだ。
また、9月7日もNSW州では危険なレベルの強風が各地で予想され、ウロンゴン、ナウラ、ベイトマンズ・ベイ、キャンベラ、ゴルバーンなどの地域に荒天警報が出されている。
6日夜の強風はシドニー、ブルーマウンテン、ホークスベリーなどの地域で州緊急救援局(SES)では、1,200件近い救援要請の電話を受けている。
シドニー都市圏西部のマウント・ドルイットではアパートの屋根が浮く事故があった。また、ハーストビルのスーパーマーケットが風で崩壊し、青果物が路上にまき散らされた。
4人がリバプール病院には運び込まれ、うち女性1人が重体と伝えられている。また、ウェザリル・パークのKFCのドライブ・スルー窓口で自動車が被害を受けた。さらにウロンゴンではケニー・ストリートの煉瓦造り倉庫が嵐のために半壊した。
SESでは、各地の被害の後始末に追われている。
■ソース
Wild winds batter Sydney, with warnings still in place for southern NSW