NSW州運輸相「シドニー・バスの電化を目指す」

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8,000台を電動モーター化し排ガス・ゼロに

 NSW州保守連合政府のアンドリュー・コンスタンス運輸相は、「シドニー市バスを電動モーター化し、排ガスをゼロにする」計画を明らかにした。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 シドニー市バスは8,000台ほどあり、このすべてを電動モーター駆動に切り替えることで気候温暖化ガス排ガス・ゼロを目指している。

 少数の電化バスがすでにシドニー市インナーウェストで試験営業しており、今後、ランドウィックでも同様電気バスの試験営業をすることになっている。

 コンスタンス大臣は、「現在、ロンドン、パリ、アムステルダムなどの大手都市でも排気量ゼロが行われており、環境、健康、営業経費などでも大きなメリットがある。真に国際都市であるシドニーも同じでなければならない」と発言している。

 9月にヨーロッパを訪問してきたコンスタンス運輸相は、「ロンドンでは車の排ガスが人々の健康に大きな害を与えることが証明されて以来思い切った措置が取られてきた。私もロンドンの英断にならいたいと思う。また、シドニーの大気汚染を改善したいと願っており、気候エンジニアリングについて議論が必要だと考えている。私達が走らせているバスにしても、微粒子をまき散らすディーゼルから排ガスゼロのバスに切り替えていきたい」と語った。

 一方、コンスタンス運輸相は、シドニー市バスをすべて民営化すると発表しており、「現在は、車体を全て新しくするのに絶好の機会だとしている。

 ただし、8,000台のバスの電化の期限は発表されていない。
■ソース
NSW Transport Minister Andrew Constance wants Sydney bus fleet to become ‘electrified’

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