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SA州、ブラック・フライデー営業時間延長を認可

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小売店は「残業は従業員の任意とする」が条件

 アメリカでは11月第4木曜日をThanksgiving Dayとして祝日になっており、その翌日は祝日ではないがBlack Fridayと呼び、小売店は長時間の営業が認められている。このThanksgiving Dayはオーストラリアにはない祝日だが、SA州政府がこのBlack Fridayに小売店の深夜までの営業を認める動きが出ている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 アメリカではこのBlack Fridayがクリスマス・ショッピング・シーズンの始まりと見なされており、バーゲン商品を狙う買い物客が開店と同時に店内になだれ込む光景はオーストラリアではボクシング・デーでおなじみになっている。

 2019年の11月第4木曜日は28日で翌日の29日がBlack Fridayにあたり、SA州政府のロブ・ルーカス財務相は、「バーゲン・ハンター客のクリスマス・ショッピング開始を11月29日とすることを考えている。また、クリスマス・シーズンの営業時間延長を認めるかどうかは12月になてから発表する」と語っている。

 ルーカス財務相は、「この措置は1日限り」とすることで州議会に諮らず、大臣の権限で営業時間延長を認めるとしている。

 また、「SA州では小売店の営業時間延長を支持する州民の声が高まっている。また、Black Fridayの人気も高まっており、この需要を利用することは消費者、小売店、従業員の三者にとってまたとないチャンスだ。地域で店舗を構えるビジネスは急速に拡大するオンライン販売と競争しなければならない。政府は、経済と雇用の成長を後押しするつもりだ」と述べている。

 さらに、「このBlack Friday営業時間延長は個別ビジネスと従業員の完全な任意によるものとするが、売上を高め、働きたい人の雇用の機会を高めるものとして貴重なチャンスだ」と述べている。
■ソース
Black Friday sales get green light in South Australia, with shops to trade until midnight

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