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キャンベラ・スポーツ会場前で行きずりの発砲事件

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女性頭部に負傷、発砲男も間もなく逮捕

 キャンベラで停車中の車の女性が銃で射たれた。女性は頭に負傷したが、近くのクリケット会場まで自力で運転し、助けを求めた。一方、銃を発射した男はそのまま車で逃げた。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 3時間後、ACT警察のサイモン・コーディ巡査部長が、「容疑者の男を逮捕した。一般社会に危険はない」と発表している。

 警察発表によると、11月5日午前8時10分頃、ACT警察に、連邦議事堂から500mほど南のフォレストのドミニオン・サーキットで停車中の車に他の車から降りてきた男が拳銃を発射、運転席に座っていた女性が頭に負傷したとの通報があった。

 女性は射たれた後、夜のT20クリケット試合の準備をしていたマヌーカ・オーバルまで車を走らせ、会場の警備員に助けを求めた。

 女性は頭に傷を負っており、救急車でキャンベラ病院に運ばれたが、命に別状はない模様。

 通報後、警察が直ちにACT全域に非常線を張り、捜索していたところ、3時間後に現場から8km離れたウェストン・クリークで男を逮捕した。

 コーディ巡査部長は、「女性と容疑者が顔見知りかどうかまだ確認できていないが、女性を狙った犯行とすることもできない。事件の状況から行きずりの発砲と見られる。ただし、逃走中の容疑者が相手構わず発砲する様子はなかった。容疑者も逮捕し、凶器も押収した。この事件はドラッグが関わっていたようだ」と語っている。

 また、警察では容疑者と共に車に乗っていたとされる人物の行方を追っている。また、一般市民にも車のダッシュ・カムなどに事件に関係する人物が写っている可能性があるとして、情報を求めている。
■ソース
Hunt for ‘random’ gunman ends in arrest after woman shot in the head as she sat in her car

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