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12月7日シドニー・ライト・レール開業予定

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初日は乗車賃無料で市民に開放

 27億ドル強の予算をかけたシドニー・トラムの試運転が予定通りに進めば、12月7日には乗客を乗せて営業を開始することになる。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 2019年5月に73億ドルをかけたメトロ北西線が開業した初日にも市民を無料で運んでいるが、今回もサーキュラ・キーからランドウィックまで全線が無料開放される。

 現在、ライト・レール(トラム)の試験運転が営業線と営業運行時刻表を使って進められており、一編成が67mであることやジョージ・ストリートでは架線を使わず’、軌道内に設置された装置で集電が行われるなど、新しい技術の部分も多く、政府も開業日の確言をためらっている。もし、さらに試験運転が必要とみなされれば、開業日は次の週の12月14日か15日になることも考えられる。

 アンドリュー・コンスタンス運輸相は、「試験運転の最終段階が満足なものであれば開業日を発表する。しかし、現段階で最優先するのは試験運転でチェックリストのすべてにチェックが入ることだ。クリスマス前の開業に向けて順調に進んでいるが、乗客を乗せる前に全て設計通りに働いていることを確認しなければならない」と語っている。

 開業後、トラムは午前1時まで運転することになっているが、現在のロックアウト法が緩和された場合、シドニー市域のナイト・ライフの復活を図るため、週末には午前1時以降も運転することも考えており、ただし、需要次第と語っている。そのため、政府は12月末までに、午前1時30分を門限とする現在のロックアウト法を少なくとも都心部については解除することを望んでおり、シドニー委員会、シドニー・ビジネス会議所、いくつかの経済団体もトラムを午前1時以降も運転するよう要望している。
■ソース
Sydney’s light rail line to open to passengers as early as December 7

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