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豪外務省、海外旅行国民の緊急電話48,000件

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死者、逮捕者、受刑者とも記録的な数に

 豪外務貿易省(DFAT)は、海外で旅行中のオーストラリア国民から援助を求める緊急電話を年間48,000件受けていることを明らかにした。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 2019年度には1,700人弱のオーストラリア国民が海外旅行中に死亡しており、1,570人が逮捕され、400人が外国の刑務所に入れられている。

 2018年7月1日から2019年6月30日までの2019年度の数字で、48,000件の電話が海外の豪公館の緊急通話番号にかかってきており、13,700件強の領事援助を行っている。

 その原因の一つとして海外旅行に出かけるオーストラリア国民が年間1,120万人に増えていることが挙げられる。

 また、豪人の海外旅行は5年間で20%増加しているが、海外で豪公館が扱った重大事件は同じ5年間で9,100件強に減っており、マリス・ペイン外相は、「国民は海外旅行に出かける時も情報をよく集め、よく準備するようになったことが原因ではないか」と語っている。

 旅行先ではニュージーランドが最大人気で延べ140万人、インドネシアが130万人、アメリカ合衆国が110万人となっている。

 また、豪国民に領事援助が行われた国別ではタイが900件弱、アメリカ合衆国が665件、フィリピンが650件、インドネシアが565件となっている。
■ソース
DFAT receives 48,000 emergency calls as overseas trips reach all-time high

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