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フォルクスワーゲン社に1億2,500万ドルの罰金

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ディーゼル・エンジン排気ガス・データのごまかしで

 オーストラリア連邦裁は、フォルクスワーゲン社が自社の車のディーゼル・エンジンの排ガス・データをごまかしていたと判断し、同社に1億2,500万ドルの罰金を言い渡した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 ソフトウエア・データ改竄で影響を受ける同社の車の数はオーストラリア国内では10万台近くにのぼるものと見られている。

 同社は同じ日に、同社のディーゼル・エンジンの排ガスの数値を消費者にはごまかして伝えていたことで有罪になり、また、同じ日に「責任あるローン法制」にも違反している。

 1億2,500万ドルの罰金は、豪連邦裁が消費者法に基づいて言い渡した案件としては最高額の罰金刑になっている。

 「責任あるローン法制」は、同社の車を買おうとする消費者の経済状態を適切にチェックせずに自動車ローンを認めたものとしている。

 裁判において、同社は、同社の車には2つのモードのソフトウエアが取り付けられており、排気ガス中の酸化窒素(NOx)の量をごまかすようになっていたが、この事実をオーストラリア政府に伝えなかったことを裁判で認めている。
■ソース
Volkswagen fined $125 million for misleading customers about emissions

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