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NSW州南部海岸の火災、依然衰えを見せず

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プリンセス・ハイウェイはナウラ付近で一部通行止め

 12月23日、シドニーから海岸沿いに南に下るプリンセス・ハイウェイは、ショールヘイブン市のナウラ地区付近でブッシュファイアのために一部通行止めになっている。また、火災は他の幹線道路も危険な状態になっており、休暇で南部海岸地域に向かう計画を立てている人は計画を考え直すよう呼びかけが出ている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 NSW州郡部消防局(RFS)のアンジェラ・バーフォード広報担当官は、「シドニーから南に行く道路は最悪だ。西もブッシュファイアが燃え広がっており、現在、安全なのは北方面だけだ」と発表している。

 さらに、「ショールヘイブン市では、火が幹線道路を脅かしており、さらには休暇滞在施設の多い町にまで近づいている」と語っている。

 12月23日午後4時前後から同7時頃までプリンセス・ハイウェイのフォールズ・クリークからレーク・コンジョラまでの区間が通行止めになっていた。キングズ・ハイウェイなど他の道路は依然として通行止めになっている。ショールヘイブン市では2つのブッシュファイアが連結し、ティアンジャラからベイトマンズ・ベイまでの区域が大火になっている。

 グレート・ウェスタン・ハイウェイもリスゴー、マウント・ビクトリア、ブラックヒース付近で通行止めになった。また、グロース・バレーはブラックヒース付近で火の動きが活発になっている。

 また、「郡部消防局員とボランティア消防士はクリスマス・デーも現場に留まって消火活動を続ける」と語っている。

 一方、気象庁(BoM)のアブラー・シャブレン予報官は、「今週は低温と曇天が続く見込みで火災現場はやや小康状態になるだろう。ただし、まだ目立った降雨の徴候は見られない。北部高原地域、北部河川地域の一部、グラフトンやコフス・ハーバーでも雷雨の可能性があるが、それ以外には雨の様子はない。雨を伴わない雷と強風という組み合わせは新しいブッシュファイアの可能性もあり、さらに週末から来週前半にかけては気温も上昇すると予想される」と語っている。
■ソース
Roads closed as South Coast fire burns out of control

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