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「気候変動は崇高な権威のなせるわざだ。尊重せよ」

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ジョイス議員、「手触りのある気候変動政策」発言

 元国民党党首兼連邦副首相で何かと物議を醸す発言で知られるバーナビー・ジョイス連邦議員が、ツイッターでのクリスマス・ビデオで、「炭素税などでは気候変動問題を解決できないし、そもそも気候変動は崇高な権威のなせるわざであり、気候変動を解決できるのは神だけだ」と発言し、それに続いて、「現実的で実利的な手触りのある気候変動政策を建てなければならない」として、原子力発電を挙げている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)が伝えた。

 ジョイス議員は、エージ紙とSMH紙に対して、「気候を変化させるために手触りのあることをしなければならない」と語っている。

 また、「気候変動政策を成功させるためには、旱魃中のダム建設や貨物輸送機関の排ガスを削減するため、内陸縦貫鉄道などのインフラストラクチャ建設、排ガス削減のためには原子力発電、クリーン・コール技術などの開発も必要だ」と述べている。

 さらに、「国民党は旱魃対策にもっと大きな役割を示すべきだ」として、全国旱魃対策統括者の任命は自由国民党(LNP)のデビッド・リトルプラウド旱魃担当大臣が選ぶべきだった、と語っている。

 12月初め、スコット・モリソン連邦首相は、シェーン・ストーン元北部準州自治政府主席大臣をそのポストに任命している。

 ジョイス議員は、「国民党がもっと強く押さなければならないのは、旱魃対策には、長年土地に携わり、旱魃の影響を受けなければならない者が担当すべきだということだ」と語っている。

 アンガス・テイラー・エネルギー相は、「原子力モラトリアム政策に変更はない。1998年以来、労働党、保守連合双方が維持してきた政策だ。このモラトリアムを変更するためには党派を超えた支持と幅広い国民の賛成がなければならない」と、ジョイス議員の意見を真っ向から否定している。
■ソース
Barnaby Joyce outlines a ‘tactile’ climate policy after releasing Twitter rant

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