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ベイトマンズ・ベイの火事場泥棒2人起訴

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被災者相手の詐欺やデマ情報も発生

 2019/20年のブッシュファイアはまれに見る大規模な火災になっており、オーストラリアだけでなく海外にも報道され、国民は大きな衝撃を受けているが、被災者をカモにする詐欺事件も起きており、また、国民の動揺に乗じて、「火災原因は放火、気候変動ではない」とするデマも流れており、当局が「虚報を信じないように」とわざわざ呼びかけなければならない始末。さらに、被災者が避難先から帰ってみると、家は焼けなかったが室内を荒らされ、盗まれていたという火事場泥棒も何件か報告されている。

 1月12日付ABC放送(電子版)が伝えた。

 1月10日、NSW州南部海岸地域ナルーマ地区の民家に捜索令状を執行した警察は盗品とみられる複数の電気器具を押収し、鉛管工のレオン・エルトン(38)とパートタイムの清掃業、カイリー・ポブジエ(31)の2人を逮捕、起訴した。

 2人は、1月8日、ナルーマの自宅からブッシュファイア被災地のベイトマンズ・ベイまで70kmを車で往復し、ベイトマンズ・ベイのベータ・エレクトリカル店に2度空き巣で侵入、商品を盗み出した容疑。

 1月11日、ベイトマンズ・ベイ警察署に勾留されている2人はビデオ・リンクでウロンゴン地裁に出廷し、正式に起訴され、保釈を拒否された。

 また、3人目の容疑者、ジェレミー・ホルマン(26)も11日に交通検問で逮捕され、盗品とみられる複数の携帯電話が現場で押収された。

 検事側は、2人はドラッグを買う金欲しさに犯行に及んだとしており、裁判所登録官は、2人はかなりの前歴があり、保釈は社会にかなりの危険があるとして保釈を拒否した。
■ソース
Accused bushfire looters, Leon Elton and Kylie Pobjie, refused bail over Batemans Bay break-in

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