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創設時代のイエロー・ウィグル、舞台で心臓発作

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ブッシュファイア救済公演でファンの看護師が救命

 1月17日、子供に絶大な人気のショー・グループ、ザ・ウィグルズでイエロー・ウィグルの設立メンバーだったグレッグ・ページさんが、シドニーでのブッシュファイア救済コンサートで突然心臓発作で倒れた。

 客席にいた看護師とウィグルズのスタッフ2人が蘇生術を施し、ページさんは一命を取り留め、ウェストミード病院で快復に向かっている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 この看護師は子供の頃からウィグルズのファンだったと語っている。

 ページさんはグループ設立メンバーだったが、疲労感と意識喪失の症状を伴う起立不耐症を病み、2006年に引退している。

 同日夜、シドニーで昔の仲間とのリユニオン・チャリティ・コンサートに出演していたが、舞台から退場する途中で床に倒れた。

 ページさんは心臓発作から心拍停止になったが、客席にいた看護師のグレース・ジョーンズさんと、ウィグルズのドラマー、スティーブ・ペースさん、ウィグルズの裏方、キミー・アントネリさんが心肺蘇生法(CPR)を施し、さらに会場のカッスル・ヒルRSLに備え付けの除細動器を使って蘇生術を施した。

 ジョーンズさんは、「自分がリーダーになって応急処置をするつもりはなかったけれど、会場で応急処置法の訓練を受けているのは自分しかいないようだったので思わず自分が指揮する立場になってしまった」と語っている。

 また、NSW州救急隊のブライアン・パーセル・チーフ・インスペクターは、「迅速な応急処置のおかげでグレッグは命を取り留めた。私がステージに到着して、誰が除細動器を使ったのか?と訊いたところ、グレースがおずおずと前に進み出た。そこで、私が、グレースのおかげで人間一人の命が助かったのだからみんなから祝福されるべきだと言った。すばらしい処置だった。彼女と2人の努力のおかげでグレッグは今も生きている」と語っている。

 ページさんは、アンソニー・フィールド、マレー・クック、ジェフ・ファットさんら初代メンバーと公演し、ショーの売上はすべて赤十字とWIRESに贈られることになっている。
■ソース
The Wiggles’ Greg Page collapses after heart attack during bushfire relief concert in Sydney

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