オーストラリア・デーのラミントン食い競争で女性死亡

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QLD州のパブで口に詰め込み、突然痙攣起こす

 オーストラリア・デーの1月26日、QLD州南東部サンシャイン・コーストのパブで開かれていたラミントン食い競争に参加していた60代の女性が突然痙攣を起こして倒れ、応急処置の甲斐なく、女性は息を吹き返さないまま死亡した。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 同日午後2時頃、ハービー・ベイのスカーネス地区ビーチ・ハウス・ホテルで開かれていたイベントに参加していた女性が突然痙攣を起こして倒れた。

 パブのガードマンとマネージャが女性に駆け寄り、救急車を呼ぶ一方で蘇生術を試みた。

 女性が亡くなる前に女性と話を交わしたデラ・ファースさんがフェースブックに事件を投稿しており、「女性はラミントンを口に詰め込んだ後で急に苦しみだした。パブの人々がすぐに行動を起こし、救急隊も間もなく到着した。30分ほど蘇生術(CPR)を試みていたがダメだった」と述べている。

 救急隊が女性をハービー・ベイ病院に運んだが女性は息を吹き返さなかった。

 警察では女性の死因を調べ、検視法廷への報告書をまとめている。

 大食い競争での死亡例は国内でも海外でもいくつかあり、2012年にアメリカのフロリダ州で開かれていたゴキブリ食い競争で32歳の男性が喉を詰まらせた上に逆流した胃の内容物が気管に入り、窒息死している。

 また、2013年にはQLD州タウンズビルで開かれたパイ食い競争で64歳の男性が亡くなっている。

 ビーチ・ハウス・ホテルが女性に哀悼の意を表し、「この事故で女性の救助に当たったお客、従業員、QLD州救急隊の的確機敏な行動に深く感謝する。女性の家族友人の方々に深い哀悼の気持ちを表したい。事故でショックを受けたホテル従業員には専門家のサポートが与えられている」との声明を発表している。
■ソース
Woman dies during Australia Day lamington-eating competition

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