ブッシュファイア慈善コンサートに75,000人
2月16日、シドニー・オリンピック・パークで10時間に及ぶロック・コンサートが開かれ、海外、国内のミュージシャンが、ブッシュファイア被災地と郡部消防局ボランティアへの支援を行った。
このコンサートで950万ドルの寄金が集まった。
ABC放送(電子版)が伝えた。
このコンサートではクイーン+アダム・ランバートがクイーンの有名な1985年のライブ・エイドを再現したファイア・ファイト・オーストラリア・チャリティ・コンサートになった。
クイーン+アダム・ランバートは、現在、ツアーで回っており、前日に同じ会場でコンサートを開いた後、その舞台セットをそのまま翌日のチャリティ・コンサートに寄付した上にコンサートへの出演にもこころよく応じた。
クイーンのステージは1985年と同じボヘミアン・ラプソディで始まり、観客は一言一句逃さずに一緒になって歌い、拍手の部分もかけ声もそのままに続いた。
司会はフェースブックでのキャンペーンで5,130万ドルの寄付を集めたコメディアンのセレステ・バーバーが務め、「こんなに大変な時期、オージーの私たちは団結し、お互いに助け合わなきゃならないわ。なぜなら、上の人たちはちっとも助けようとしないことが分かったんだから」と挨拶して観客の大喝采を浴びた。
このチャリティ・コンサートには他にもアリス・クーパー、オリビア・ニュートン=ジョン、ジョン・ファーナム、ジェシカ・モウボイ、ローナン・キーティング、ティナ・アリーナ、エイミー・シャーク、デルタ・グドレムらが次々とステージに立った。また、ケンジントン・パレスからはプリンス・ウィリアムとキャサリン妃のフィルム・メッセージもスクリーンに映された。
さらに、ラッセル・クロウが献辞を述べ、ブッシュファイアと戦って亡くなった人々のために1分間の黙祷を宣言した。
その後、カナダのkdラングが登場した。
終幕はジョン・ファーナムがニュートン=ジョンとが短い共演の後、アボリジニ・アーチストのミッチ・タンボとクイーンのブライアン・メイとで「You’re the Voice」を歌い、歌い終える前にブッシュファイアと戦った消防士らの一団がパレードでセンター・ステージに上がり、悲劇の時にあっても立ち上がる人間の勝利の凱歌を象徴させた。
■ソース
Queen fronted by Adam Lambert reprises band’s iconic 1985 Live Aid set for Fire Fight Australia concert