乗客3人が線路に飛び降り、無事救助
2月24日朝、シドニー南部の鉄道駅で幼児がプラットフォームと電車の隙間から線路に転落するという事故があった。駅員が電車の発車を停め、乗客3人が線路に降りて電車の下に潜り、幼児を無事に救出した。
ABC放送(電子版)が伝えた。
同日午前9時15分頃、ウォライ・クリーク駅でプラットフォームと電車のドアの部分の隙間から女児が転落、目撃者によると、母親は、「娘が電車の下に落ちた」と叫んでいた。
母親は放心状態になり、見かねた男性乗客3人が連結器の部分から線路に降り、車両の下の女児を捜した。
他の乗客が母親を慰めているうちに線路に降りた乗客が、女児を列車の前方で見つけたと報告した。
乗客がソーシャル・メディアに投稿したビデオで、「大丈夫だ。女児を助けた」という声が聞こえ、若い男性が女児を母親に手渡すところが映っており、「大丈夫だ。ケガはない」と母親に語りかけ、鉄道員が男性に感謝し、握手している。
母親は、「娘が電車に乗るのは初めての体験だった。しばらくはもう乗らせない。この子は怖がって電車から降りようとする」と語っている。
線路に飛び降り、電車の下に潜って女児を捜した3人の乗客の勇気を称える声が挙がっている。
■ソース
Toddler rescued after falling underneath train at Wolli Creek Station