政府、在外オーストラリア国民に至急帰国呼びかけ

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今後各国の国境閉鎖で帰国不可能になることも

 連邦外務省(DFAT)は、「現在、オーストラリア帰国を考えている在外オーストラリア国民は帰国を急いだ方がいい。今後、コロナウイルスのために国境閉鎖をする国が増えれば、帰れなくなる可能性もあると予想される」と呼びかけている。

 ABC放送(電子版)が伝えた。

 さらに、「パンデミック中は各国で国内移動も制限されることが予想され、領事援助も難しくなることが考えられる」と警告している。

 3月15日、スコット・モリソン連邦首相が、「海外からの旅行者は、国民、永住権者を含め、オーストラリア入国後は14日間の自己隔離を経なければならない」と発表しており、DFATも、さらに多くの国が渡航制限を導入するようになると海外旅行はますます複雑困難になる。帰国を考えている時に帰国できない可能性もある。海外で病気になった時にヘルス・ケアや支援体制が用意されているかどうかをよく考慮すべきだ」としている。

 また、「在外国民へのこのアドバイスは、外国でコロナウイルスに感染する可能性が高いこと、また海外の医療体制はオーストラリアほど整っていないこともあり得る。また、国によっては医療体制がコロナウイルス感染者の重圧で外国人の治療まで面倒を見切れないこともあり得る」と述べている。

 さらに、「国境を封鎖する国が増えており、しかも、突然変更がある。そのため、旅行計画が不可能になることも考えられ、一部の国では隔離されたり、入国を拒否されることもあり得る」と述べている。
では隔離されたり、入国を拒否されることもあり得る」と述べている。

■ソース
Australians who want to return from overseas warned to do so ASAP ahead of possible COVID-19 border closures

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