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NSW州、新たに15,091人が陽性、24人が死亡

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入院患者数は平坦化、ICUも微減

 1月24日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、1月23日午後8時までの24時間のコロナウイルス検査で新たに15,091人が陽性と判定されたことを伝えている。

 NSW州のコロナウイルス感染症入院患者数は2,816人、そのうち196人がICUに収容され、69人が酸素吸入装置を着けている。

 また、バーナビー・ジョイス連邦副首相が、ABC放送の朝の番組、「RNブレックファースト」で、「現在の国内の感染状況で今でもオーストラリアのパンデミック対策は世界の羨望の的といえるか?」と質問されたのに対して、「国民は死んでいない」と答えたため、番組ホストのパトリシア・カーベラス・アナウンサーに追及され、「申し訳ない。国民が死んでいないなどと言うべきではなかった。しかし、死亡率は非常に低い。人が死ぬことは悲しいことに違いはないが、インフルエンザで死ぬのも同じだ。しかし、オミクロンの死亡率は非常に低いし、オーストラリアはコロナウイルス対策で素晴らしい成績だと思う」と弁明している。

 新規陽性者のうち、6,901人はRAT検査陽性、8,190人はPCR検査陽性となっており、アクティブな患者は総数227,428人となっている。

 ただし、NSW保健局は、RAT陽性のうち6,336人は過去7日間の検査結果であり、同一人物が複数回RAT検査してその度に陽性登録したり、RATとPCRの双方を受けて、双方を陽性と登録した数も含まれていると語っている。

 さらに、ケリー・チャント主席医務官は、すべての数字から、NSW州ではコロナウイルスの伝播が鎮静化しつつある。ただし、最新の数字は、週末に検査回数が減ることが関わっている可能性がある。今後、新学年が始まれば再び新陽性者が増える可能性もあるが、それも一人一人がブースター接種を受けるなどの感染予防措置を採れば抑えることができる。だから、2回の接種でオーケーと考えている人も考え直し、特に感染力の強いオミクロン株が主流になり、免疫も低下し始めている時期、身体の保護を高めるためにはブースター接種が必要だと考えてもらいたいと語っている。

 死亡患者24人のうち、ブースター接種を受けていたのは2人だけだった。また、最若年は50代が2人で2人とも重篤な基礎疾患があった。
■ソース
NSW records 24 new COVID-19 deaths, 15,091 cases as hospital numbers plateau

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