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NSW州、新たに18,512人が陽性、29人が死亡

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州首相「現在の規制を2月末まで継続」

 1月25日付ABC放送(電子版)は、NSW州政府の発表として、1月24日午後8時までのコロナウイルス検査で新たに18,512人が陽性と判定され、29人が死亡したと伝えている。また、入院患者は2,943人に増え、うち183人がICUに収容され、うち72人が酸素吸入装置を着けている。また、州のブースター接種資格のある人口の接種率が33.8%にとどまっている。

 陽性者のうち9,090人は迅速抗原検査(RAT)、9,422人はPCR検査で判定されたもの。

 また、ドミニク・ペロテーNSW州首相は、現在、新学期に滞りなく生徒児童の登校と対面授業を実現するために作業を続けており、また、緊急性の低い選択的な外科手術を再開するため、マスク着用義務やホスピタリティ施設の収容人数規制など現在の規制を2月28日まで継続すると発表した。また、ホスピタリティ施設、娯楽施設、ナイトクラブ、屋内ミュージック・フェスティバル、屋内レクリエーション施設などは、結婚式、パフォーマー教師生徒を除き、すべて歌唱もダンスも禁じられており、当初、この規制は1月27日に終了する予定だった。

 ホスピタリティ施設は1人あたり2平米の面積を確保しなければならず、個人の自宅以外の屋内環境では全面的にマスク着用が義務づけられている。

 ホスピタリティ施設、小売店などを含む特定の施設の入場時にはQRコード・チェックインが義務づけられている。

 ペロテー州首相は、「新学年になって生徒児童が登校するようになると感染者が急増すると予想されるため、このような規制を続けなければならない。つまるところは優先順位と言うことになる。生徒児童の保護者や教職員に安心してもらうこと。目下、私の政府はそれが何よりも重要な優先事項になっている。また歌舞音曲よりも選択的な手術の方が優先することも同じだ」と語っている。

 ケリー・チャント主席医務官は、「死者29人のうち、2人は3回の接種を受けており、21人は2回の接種を受けている。6人はまったくの未接種だった。年齢層は60代から100歳代までに広がっており、65歳未満だった1人は未接種で重症の基礎疾患があった」と語っている。

 チャント主席医務官は、「ブースター接種の激しい副反応というような誤ったコメントが出回っているが信用してはいけない。副反応はごく短い間だが、免疫の保護があることは非常に大切だ。今すぐにでもブースター接種を受けてもらいたい」と語っている。
■ソース
NSW records 29 COVID-19 deaths, restrictions continue until February 28

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