州・準州で各条件に合わせた細目あり
今年は各州・準州で2月1日より新学年が教室での対面授業で行われることになっており、コロナウイルス対策の様々な規制や措置が行われることになっている。
1月31日付ABC放送(電子版)が、各州・準州の新学年新学期からのコロナウイルス規制をリストアップしている。
NSW:高校生は屋内では医療用マスク着用義務あり。また、学校でもマスクのない生徒に支給。小学校学童はマスク着用奨励。いずれも、食事時、体操時、楽器演奏時、屋外で物理的距離が取れる場合は着用不要。検査は、新学期4週間に限り、週2回、朝始業前に学校の支給する迅速抗原検査(RAT)勧告。コロナウイルス症状のある児童は検査し、陰性判定が出るまで隔離すること。コロナウイルスから快復期の生徒、職員については、自己隔離終了時から28日間はRAT検査不要。学童生徒が家庭内濃厚接触の場合には7日間の自宅隔離。
VIC:小学3年生以上、職員、学校訪問者はマスク着用義務あり。屋内では飲食時などを除きマスク着用。布製マスク可だが、医療用マスク奨励。小学校高校とも職員、学童生徒は学校支給のRATキットで週2回の検査奨励。特殊学級では週5回の検査を勧告。検査は任意で保護者が責任を負うが、結果を保健省及び学校に届けなければならない。
QLD:12学年を含む高校生徒はQLD州では屋内屋外とも要マスク着用。ただし、着席時、互いに1.5m以上の距離を確保できる場合、3学年から6学年まではマスク着用を強く奨励。学校でもマスクを支給。学校では、職員、生徒家族、訪問者は、免除理由がある場合を除き、マスクを着用しなければならないが、マスクが授業の妨げになる場合にはマスクを外すこともできる。保護者は学童生徒を定期的に検査する義務を負わない。ただし、学童生徒が学校でコロナウイルス症状を示した時には保護者が引き取りに来なければならない。その際には学校がRATキットを支給し、保護者が家庭で学童生徒の検査を行わなければなならず。RATで陽性だった場合には隔離ガイドラインに従うこと。RATで陰性、かつ学童生徒が元気な場合には翌日から登校も可。学童生徒、職員が病気またはコロナウイルス症状がある場合には登校してはならない。
その他の州・準州もほぼ同様の規制があるが、詳細は下記URLから該当州・準州の項目を参照されたし。
■ソース
What are the face mask and testing rules for children at school?