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NSW州首相、2月18日コロナウイルス規制緩和発表

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2月28日予定を10日前倒しで実施

 2月17日付ABC放送(電子版)は、ドミニク・ペロテーNSW州首相が、「2月18日より現在の規制を緩和する」と発表したことを伝えている。

 これまで、ドミニク・ペロテーNSW州首相は、2月28日に現在の規制を緩和すると計画していたが、コロナウイルス・オミクロン株アウトブレークが次第に鎮静してきていることから、「州民の努力で感染状況が改善されてきており、当初の計画より早く規制を緩和することができるようになった」と語っている。

 2月18日からの主な規制緩和は、接客施設などの1人あたりの面積確保廃止、接客施設、音楽フェスティバルでの歌唱・ダンス全面解禁、また、音楽フェスティバルの入場者数2万人上限は廃止される。QRコード・チェックインはナイトクラブと音楽フェスティバルを除き廃止、「在宅勤務が可能な限り、在宅勤務をさせなければならない」は、経営者の裁量となる。

 マスク着用は、ほとんどの場合、屋内でも任意となるが、公共交通機関、病院、高齢者介護施設内のみは従来通り着用が義務づけられる。

 2月21日より、海外からのワクチン未接種渡航者のホテル隔離は従来の14日間から7日間に短縮される。

 ペロテー州首相は、「来週、公共部門と協議し、職員の事務所出勤の正常化に戻し、民間部門も同様の対応を取るように促す。このような変更は、現実の条件を考慮し、それに合わせて決定してきたものであり、また、州民全員の努力によって改善してきたものだといえる。州の医療制度に基づき、その枠内でこれらの措置を取り始めた時のことを考えると、我々は非常によくがんばってきたといえるのではないか」と語っている。

 ケリー・チャント主席医務官は、「2022年後半にはワクチンや感染によって得られた免疫が弱まっていくことが予想されるため、その頃には再びコロナウイルス感染の波がやって来るとはっきり覚悟しておかなければならない」と警告している。

 2月17日のNSW州政府の発表では、新たに9,995人が陽性と判定され、24人が死亡している。また、1,447人がコロナウイルス感染症で入院し、そのうち92人がICUに収容されている。
■ソース
NSW Premier Dominic Perrottet announces easing of COVID-19 restrictions

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