TAS州で海底ケーブルが陸上の2箇所で切断

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銀行、電話、インターネットなどすべて不通に

 3月1日付ABC放送(電子版)は、同日、TAS州とオーストラリア大陸を結ぶ海底通信ケーブルが陸上で誤って切断されたため、海底通信ケーブルに頼っている電話、携帯電話、銀行、インターネットなどが広い地域でほとんど機能を停止している。

 ABC放送によると、原因はVIC州メルボルン郊外フランクストンで、テルストラ社ファイバー・ケーブルを道路工事などの機械が誤って切断したものと見られており、銀行はいずれも業務を停止した他、各地の小売店もEFTPOSが使えなくなっている。

 テルストラ社は復旧に全力を尽くしていると発表しているが、事故の被害はテルストラ社だけでなく、オプタス社、通信プロバイダー各社に広がっている。

 テルストラ社が声明を発表し、「利用者の音声、データ通信サービスが不通になっている。弊社は全力を挙げて復旧に努力している」と伝えている。

 TAS島と大陸のVIC州とのバス海峡海底ケーブルを運営するバスリンク社は同社のケーブル区間は正常に機能していると発表している。

 銀行は業務を停止しているが、病院、緊急番号のトリプル・ゼロは正常に機能している。また、取引の途中で回線が途絶えたため、支払いができなくなった一般利用者も伝えられている。小売商店などでは現金取引のみ営業しているところもある。

 その他の事業所ではEFTPOSが事故の起きたテルストラ社の海底ケーブルに依存していないところもあり、通常通りの営業を続けていると伝えられている。

 TAS州電力会社のTasNetworks社がソーシャル・メディアで通信不通事故状況を更新し、1日午後1時頃に通信不通事故が起きたが、原因は上流のプロバイダーでの事故だ。弊社の外部ウェブサイトもこの事故の影響で停止しており、アクセスできなくなっていると発表している。
■ソース
Tasmanian internet and phone services down in ‘major’ outage across much of the state

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