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モリソン連邦首相、コロナウイルス陽性判定

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「これから症状が出てくると予期している」

 3月1日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙(SMH、電子版)は、スコット・モリソン連邦首相がコロナウイルス検査で陽性と判定されたと伝えている。

 モリソン首相自身が3月1日深夜の声明で発表したもので、まだ症状は出ていないが、これからインフルエンザ様の症状が出てくると予期していると述べている。

 声明によると、これまでの検査では常に陰性で、3月1日朝の検査でも陰性だったが、キャンベラの連邦議事堂での記者会見で咳き込んでおり、同日夕刻に予定されていた、シドニー・オペラハウスをウクライナ支援のシンボルとして黄と青の光で照らす点灯式も欠席した。この点灯式にはドミニク・ペロテーNSW州首相が出席した。その後、モリソン首相は、夕方の検査で陽性になっていた。

 モリソン首相は、「日曜日以来、毎日、自分でRATの検査を続けており、今朝も検査した時には陰性だった。今日は熱があったため、夕刻にRATで検査してみたところ、どちらともつかない判定だったので夜になってPCR検査を受けたところ夜遅くになって陽性の判定通知が返ってきた」と述べている。

 現在はシドニーで自宅隔離しており、「ありがたいことに妻や娘は陰性だ。しかし、全員が7日間の自宅隔離をする。また、自宅隔離中は連邦首相の職務をすべて停止する」と語っている。

 3月1日には過去にコロナウイルスに感染したことのあるピーター・ダットン国防相と共同記者会見しており、その記者会見の前に、閣僚で構成される「内閣国家安全保障委員会」のかなり長時間にわたる会議に出席していた。

 また2月28日は、QLD州ブリスベン市の洪水の視察とブリスベン市長との会談を行っている。さらに、2月27日にはイギリスのトークショー・ホスト、ピアーズ・モーガン氏との45分にわたる談話で、自分でコロナウイルス感染の検査をしていると話している。
■ソース
Prime Minister Scott Morrison tests positive for COVID-19

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