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スーパー・ラグビー・パシフィック2024開幕/豪州ラグビー通信

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オーストラリア勢、まずは国内の人気回復が課題?

 今年もスーパー・ラグビー・パシフィックが開幕した。南アフリカ勢が不参加となって以降、スーパー・ラグビーは今ひとつ盛り上がりに欠けている感が否めないが、世界最高峰のコンペティションであることには変わりない。

 シーズン開幕に備え、例年通り各チームがプレ・シーズン・マッチを行ったが、ニュージーランドの、ブルース、チーフスの2チームは、「クロスボーダー・ラグビー」と称し、この期間に日本でリーグ・ワンのチームと2試合ずつ行った。

 ブルースはサントリー・サンゴリアス、キヤノン・イーグルスに連勝。チーフスはパナソニック・ワイルドナイツに敗れたが、2戦目では昨季のリーグ・ワン王者、クボタ・スピアーズに競り勝ち、スーパー・ラグビーの意地を見せた。

 今回、これらの試合はエキシビション・マッチであり、スーパー・ラグビー勢はシーズン前のトライアル・ゲーム、リーグ・ワン勢はシーズンの真っ只中であったことから、メンバー編成など、この試合の捉え方に双方それぞれの考えを持って臨んだことだろう。総合成績としてはスーパー・ラグビー勢の3勝1敗という結果になったが、リーグ・ワンのチームが彼らと互角に戦えたという印象は十分に与えたのではないかと思う。

 季節が真逆となる両国だが、シーズン終了の時期はそれほど離れてはいない。もし可能なら、両コンペティションの勝者、もしくは上位チームによる、「クロスボーダー・チャンピオンシップ」のようなタイトルで、シーズンの集大成となる真剣勝負が見てみたいものだ。

 2014年以降スーパー・ラグビーのタイトルから遠ざかっているオーストラリア勢の奮起にも期待したい。

Sunday Footy!!
毎週日曜日(10:30~12:30)、フィッシュ・マーケット近くのウェントワース・パークでは、ラグビー好きの老若男女が集まりタッチ・ラグビーを楽しんでいます。初心者も大歓迎、皆さんぜひお気軽にご参加ください!Yasu 0412-553-535

このコラムの著者

YASU

「一度きりの人生、楽しまなきゃソンソン」という感じで、好きなラグビーを楽しむため、約10年間勤務した会社を退職し来豪。ローカルのクラブで10年以上プレーし、もはやラグビーが文化として根付いているこの国から動けなくなっている。日本ももうすぐこうなるかな? 大の犬好き





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