ラグビー元オーストラリア代表バーナード・フォーリー選手が引退/Go! ワラビーズ in Japan

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 ラグビー・オーストラリア代表ワラビーズの代表キャップ76を持ち、現在は日本のリーグ・ワンのクボタスピアーズ船橋・東京ベイに所属するバーナード・フォーリー選手が今季限りでの引退を発表した。

 都内某所で4月21日、ファン・クラブ会員100人も参加し、同時に引退を発表した2選手と共に引退記者会見が行われた。

 フォーリー選手は、引退を決断した経緯と現在の心境について、

 「日本でプレーするチャンスを与えてくれたことに感謝しています。日本でプレーしたことで、多くの友情やつながりを得ることができたと思います。7年前に来日したのですが、最初は2年契約で、その後も2年、3年と契約が延長されました。当初は7シーズンもプレーするとは思っていませんでしたが、これだけ長くできたことは光栄ですし、毎シーズン充実して過ごすことができました。

 私は日本に来る時に2つの目標を持ってきました。1つは新しい経験をすること。もう1つは、チームに貢献し、自分が去る時に自分が来た時よりもチームを良い状態にするというものでした。7年間を通してその2つの目標は達成できたと感じており、そのことを誇りに思っています。この先のスピアーズがどう成長していくのかワクワクします。体がまだ動けて、ラグビーを楽しめている良い形で引退をしようと決意しました。残りのシーズンをチームとしても良い形で終わりたい」と語った。

 印象に残る試合については、

 「答えるのが難しい質問です。毎シーズン思い出深い試合があって、すごくチャレンジングな試合だったり、楽しめた試合だったり、本当に1試合というのは難しいのですが、あえて言うなら、2023年の決勝戦で優勝を決めた試合です。スタジアムの雰囲気、ファンの方々の笑顔、満員のスタンド、特別な場面をチームの一員として過ごしたことは絶対に忘れられない思い出です。そのシーズンは、初めてサントリー(サントリーサンゴリアス東京)に勝った、初めてパナソニック(埼玉パナソニックワイルドナイツ)に勝ったシーズンでした。23年は、自分たちがエンジョイして成長できた。そして良い形で決勝戦を勝つことができたシーズンだったと思っています」

 リーグ・ワン2年目に優勝した試合を挙げていたフォーリー選手。それ以降もチームはプレーオフ・トーナメントに進出はするものの優勝を逃してきた。今シーズン、既にプレーオフ・トーナメント進出は決定している。ラグビー人生を有終の美で飾るためにも、決勝戦まで進出し、優勝を勝ち取ってもらいたい。また、1試合でも長くプレーする姿を見せて欲しい。

 私にとって、取材を受けてくれた選手の引退は初めての出来事。これまでフォーリー選手には2度取材を受けてもらった。まだできるのではと残念に思うところもあるが、良い形で終わりたいという気持ちも理解できて少し複雑な心境だ。洗練されたプレーと明るいキャラクターでファンに愛され、ファンを愛したフォーリー選手。次のステージでの更なる飛躍を期待したい。

このコラムの著者

山田美千子

山田美千子

ラグビーに魅せられおよそ20年。「強い時も弱い時も、ナンバー・ワンはいつでもワラビーズ!」と、自他共に認めるワラビーズ・オタク。歴代の愛犬の名前はワラビーズ選手が由来。得意なことは、ワラビーズの次世代エースを見つけること。苦手なことは、写真を撮られること





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