●今月のお悩み●
ティ・ショットでボールを常にまっすぐに飛ばせるようにするのが今の目標です。曲がらないドライバー・ショットをするためのアドバイスをお願いします。(たまきさん=ゴルフ歴約3年)
しゅり先生のワンポイント・アドバイス
ゴルフ歴3年というたまきさん。早速スイングを拝見すると、体重移動が少ないのと、上体の起き上がりに問題があるようですね。そのため、インパクトで手首をこねやすくなり、ショットが曲がることがあるのかもしれません。
特にドライバー・ショットの際はボールの位置が左足のかかとの延長線になるため、左足サイドに体重が掛かりやすくなります(写真1)から、意識して右足サイドに体重を掛けましょう。そして、バック・スイングのトップでは左足にかなり体重が残っていますので(写真2)、左足のかかとが少し地面から浮くくらいのイメージをしてみてください。そうすると、ダウン・スイングでも右足が踏ん張らず(写真3)に、スムーズに左サイドに体重が移動すると思います。
インパクトで上体が起き上がってしまう(写真4&5)のも、脇が開いてしまい手首がローリングしやすくなる原因ですから、バック・スイングからフォローするまで、前傾姿勢を変えずにしてフィニッシュまで振り抜きましょう。
相談者の感想
アドバイスありがとうございます♪ 写真で分析すると、体重移動と上半身が上がってしまうのが原因だとよく分かります。先生のアドバイス通りに体重移動と脇を締めて練習したところ、真っ直ぐ距離感も出て安定して打つことができました! いつも心掛けてプレーします^ ^
アドバイザー
しゅり先生
1987年来豪、シドニーでアマチュアとして活躍後96年プロに転向。日本人初の豪州政府公認ゴルフ・コーチの資格を獲得し、指導を行っている。オーストラリア女子プロゴルフ協会会員。しゅりズ・ゴルフ・スクール主催。オーストラリアゴルフ・ライター協会会員。
Web: www.ameblo.jp/shuriyasuda