豪州ラグビー通信
ブルーズが優勝! SRトランス-タスマン
「スーパー・ラグビー(SR)トランス-タスマン」の決勝が6月19日に行われ、ブルーズがハイランダーズを23-15で下し、同タイトルの初代王者となった。
レギュラー・シーズンではブルーズ、ハイランダーズ、クルセイダースのNZ勢3チームが豪州勢に5戦5勝。勝ち点で並んだことから、得失点差により順位が決定。SR連覇中のクルセイダース(3位)は、決勝進出を逃した。
首位となり、決勝戦でのホーム・アドバンテージを得たのはブルーズ。その試合では、ハイランダーズがPGで先制するも、ブルーズがトライで逆転。決勝戦に相応しい、僅差の展開が続いた。後半に1度ハイランダーズがリードを奪うが、PG、トライで突き放したブルーズが逃げ切り、2003年にSRを制して以来、18年ぶりのタイトルを獲得した。
ハイランダーズでは、「SRアオテアロア」で新人賞に輝いた日本代表、姫野和樹(No.8)が先発で出場。終始体を張り、高いパフォーマンスを見せたが、惜しくも栄冠を手にすることはできなかった。
試練が続いた豪州勢
第3節でレッズがチーフス(NZ)に勝ち、それが豪州勢の初勝利となったが、この時点で、残り2試合をボーナス・ポイントも得て勝ったとしても、上位のNZ勢に追い付くことができなかったことから、早々にプレーオフ争いから離脱することになってしまった。第4節ではブランビーズがハリケーンズ(NZ)に競り勝ったが、豪州勢の勝ち星はこの2勝だけ。NZ勢との力の差が明らかとなる大会となった。
解説者
YASU
「一度きりの人生、楽しまなきゃソンソン」という感じで、好きなラグビーを楽しむため、約10年間勤務した会社を退職し来豪。ローカルのクラブで10年以上プレーし、もはやラグビーが文化として根付いているこの国から動けなくなっている。日本ももうすぐこうなるかな? 大の犬好き。
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毎週日曜日(10:30~12:30)、フィッシュ・マーケット近くのウェントワース・パークでは、ラグビー好きの老若男女が集まりタッチ・ラグビーを楽しんでいます。初心者も大歓迎、皆さん是非お気軽にご参加下さい!Yasu 0412-553-535