●今月のお悩み●
時々、ティー・ショットがヒール側に当たり右方向に飛んでしまうことがあります。ミート率をアップさせたいのでアドバイスお願いします。(ポールさん=ゴルフ歴25年)
しゅり先生のワンポイント・アドバイス
ポールさんのお悩みは多くのゴルファーと同じく右方向にティー・ショットが飛んでしまうことのようですね。早速スイングを拝見すると、まずはアドレスでのボールの位置が真ん中にあるため(写真1)、右に行きやすいようです。ドライバー時のボールの位置は左足かかとの延長線にあるのがベストです。
そして、アドレスで左肩が上がるほど左手に力が入っています(写真1)。そのため、左手と左腕でバック・スイングを上げてしまい、ダウン・スイングからフィニッシュまで右足に体重が残っています(写真4&6)。
また、フィニッシュでも手首が硬いままでうまく使えてなく(写真6)、クラブ・ヘッドが振り切れていません。アドレスで左肩を脱力して、左手のグリップもリラックスさせ、スムーズな体重移動に気を付けてください。インパクトでも力を入れず同じリズムで振り切りましょう。ショットのミート率アップには、常に同じ軌道、同じリズムでスイングすることが重要です。
相談者の感想
このように実際の画像を見ると、思った以上にアドレスで力が入っていることが分かりました。確かにボールの位置が両足の真ん中にありますね。肩の力を抜いて、ボールの位置を左足のかかとの延長線にしてみます。体重移動と、フィニッシュでは力を抜くことに気を付けます。ありがとうございました。
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アドバイザー
しゅり先生
1987年来豪、シドニーでアマチュアとして活躍後96年プロに転向。日本人初の豪州政府公認ゴルフ・コーチの資格を獲得し、指導を行っている。オーストラリア女子プロゴルフ協会会員。しゅりズ・ゴルフ・スクール主催。オーストラリアゴルフ・ライター協会会員。
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