豪州ラグビー通信
文=YASU
スーパー・ラグビー2019
豪カンファレンスはレベルズが好調!
今年もスーパー・ラグビーが開幕し、3月17日(日)までに第5節が終了しました。
その時点でオーストラリア・カンファレンスの首位はメルボルン・レベルズ。昨年加入したオーストラリア代表SHウィル・ゲニアに加え、今年はゲニアと共にレッズを初優勝(2011年)に導いたクウェイド・クーパー(SO)が加入。レベルズ創設初年度であった年に、レッズでスーパー・ラグビーの頂点に立った黄金HBコンビが今、レベルズで躍動しています。それを追いかけるのは、ACTブランビーズ、そしてシドニーを本拠地とするNSWワラタス。
ブランビーズはホームでの開幕戦でレベルズに敗れるものの、第5節では、ワラタスに競り勝ち、勢いをつけています。またオーストラリア代表選手を多く抱え、豪カンファレンスの大本命であるワラタスは、開幕節でのハリケーンズ戦など、接戦を落としやや足踏み状態。しかしながら、その高いポテンシャルに変わりはなく、中盤戦での飛躍に期待が掛かります。
そして、日本を本拠地とするサンウルブズは、第3節でニュージーランドの強豪、チーフスを相手に30-15で快勝。チーム創設4年目にして初のアウェーでの勝利を記録し、新たな歴史を作りました。
開幕より苦戦が続いたのはQLDレッズ。アウェーでのスタート、そして上位チームとの対戦であったこともあり、第5節、東京で行われたサンウルブズ戦で、ようやく今季初白星をかざりました。総合順位では、最多優勝(9回)を誇り、今季は3連覇が懸かるクルセイダース(ニュージーランド)が唯一、無敗で首位。2位には南アフリカの雄、ブルズ。それをレベルズ、ハリケーンズ(ニュージーランド)が追いかけています。
全体的には今年もやはりニュージーランド勢の強さが際立つ気配。他カンファレンス勢は苦戦を強いられそうですが、ワールド・カップ・イヤーということもあり、各選手最高のパフォーマンスで試合に臨み、更なる熱戦が繰り広げられることでしょう。
Sunday Footy!
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